Linux での ArcGIS Web Adaptor(Java Platform) のサイレント インストール
ArcGIS Web Adaptor(Java Platform) には、ArcGIS for Server のインストールとは別の、専用のインストール プログラムがあります。この製品をサイレント インストールするには、次の手順に従います。
リモート ネットワーク ドライブに ArcGIS Web Adaptor(Java Platform) をインストールすることはお勧めできません。アンインストール時にリモート ドライブにアクセスできない場合、アンインストールが失敗し、ファイルが残る可能性があります。
注意:SP1 をインストールしていますか?詳細については、「Linux での ArcGIS Web Adaptor(Java Platform)Service Pack 1(SP1)のインストール」をご参照ください。
Linux での ArcGIS Web Adaptor(Java Platform) のサイレント インストール
- インストールを開始する前に、<CD_ROOT または untar ディレクトリ>/Documentation/ServerLicense.pdf にある使用許諾契約書を読んで、条件に同意する必要があります。
- プロンプトが表示されたら、セットアップをサイレントで実行します。下記のサンプル構文をご参照ください。
<CD_ROOT または untar ディレクトリ>/Setup -m silent -l yes
使用法: セットアップ [オプション]
オプション
説明
-m; --mode MODE
オプション。デフォルトで GUI に設定されます。
MODE は、silent または gui です。
-l; --license-agreement CHOICE
サイレント モードに必要です。CHOICE は Yes または No です。
Yes は、Esri 使用許諾契約(E204、E300)を読み、同意したことを意味します。esri.com/legal/licensing/software-license.html にアクセスして使用許諾契約書をお読みください。
-d; --directory DIRECTORY
オプション。デフォルトでは、ArcGIS Web Adaptor(Java Platform) は $HOME ディレクトリにインストールされます。DIRECTORY には、別のインストール ディレクトリを指定します。
パス /arcgis/webadaptor10.1/ はインストール ディレクトリに追加されます。
インストール ディレクトリ名は小文字でなければなりません。サンプルやデータのデータ パスは小文字でなければなりません。
-v; --verbose
インストーラは冗長モードで実行されます。
-h; --help
コマンド ライン ヘルプを表示して、終了します。
-e; --examples
これらのオプションの使用例を表示し、終了します。
- ArcGIS Web Adaptor のインストール フォルダに移動します。arcgis.war ファイルを Java アプリケーション サーバに配置します。*.war ファイルを配置する方法の詳細については、Java アプリケーション サーバのドキュメントをご参照ください。
- また、複数の Web Adaptor をホスト コンピュータに配置する場合は、必要に応じて arcgis.war ファイルを再配置します。同じ Web サイト(ポート)に複数の Web Adaptor を配置する場合、別々の名前を使用する必要があることに注意してください。たとえば、arcgis という名前の 2 つの Web Adaptor を同じ Web サイトに共存させることはできません。複数の Web Adaptor に同じ名前を使用する必要がある場合は、それらを別々の Web サイト(ポート)にインストールする必要があります。
- 「Web Adaptor のインストール後の構成」の手順を完了して、ArcGIS Web Adaptor を ArcGIS Server サイトに接続します。
注意:インストール後、Web Adaptor が Java アプリケーション サーバで指定した言語で表示されます。言語を変更するには、Java アプリケーション サーバの製品ドキュメントをご参照ください。