クラウドへのアプリケーションとサービスの配置

ArcGIS for Server コンテンツの新しいホーム

最新バージョンの ArcGIS for Server に関するドキュメントおよびその他のリソースは、ArcGIS for Desktop ユーザーに特化した新しいサイトhttp://server.arcgis.comからアクセスできます。 約 3 週間後から、ユーザーはこのページにリダイレクトされ始めます。 10.2.2 以前のバージョンのドキュメントは引き続きアクセス可能です。

今すぐ 新しいサイトを探索してみましょう。

クラウド コンピューティング技術を利用すると、アプリケーションとサービスを他のコンピュータからホストでき、ハードウェアを購入して維持する必要がなくなります。GIS アプリケーションおよびサービスのプラットフォームとしてクラウドを使用するには複数の方法があります。

ArcGIS Server on Amazon Web Services

Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) を使用すると、Amazon のデータ センター上で運用される仮想マシンにソフトウェアを配置できます。EC2 は Amazon Web Services と呼ばれる Amazon の幅広いクラウド ベース サービスの一部です。Esri は、ArcGIS 10.1 for Server が設定済みの Amazon Machine Images (AMI) を提供しています。AMI を使うと、新たな仮想マシンを EC2 で開始し、独自のデータ、サービス、およびアプリを読み込むことができます。

必要に応じて、クラウド リソースを追加することによりシステム構成を自動的に拡大できます。サイトが不要になったら、クラウドのインスタンス (仮想マシン) を削除して、それ以上コストがかからないようにできます。

Esri の技術チームが自然災害等の案件に対応する際にサイトを迅速に配置する必要があるときは、Amazon EC2 を利用します。ArcGIS 10.1 for Server AMI を使用すると、数時間でサイトを稼動させることができます。また、不要になったら、サイトを簡単に削除してリソースを解放できます。

ArcGIS Online ホスト サービス

ArcGIS Online を利用すると、Web サービスを Esri がホストするサーバに公開できます。このオプションを使用するには、ArcGIS Online のサブスクリプションが必要です。サーバのハードウェアやソフトウェアをセットアップして維持する必要はありません。たとえば、ArcMap でマップを作成し、ArcGIS Online でサービスとして共有できます。

ArcGIS Online は、データベースからラスタ化されたタイル マップとベクタ フィーチャを配信するための Web サービスをサポートします。ArcGIS Online ホスト サービスは Amazon Web Services で ArcGIS 10.1 for Server を使用するよりも簡単です。サーバ管理や拡張などの作業について考慮する必要がないからです。ただし、ArcGIS Online では、ArcGIS 10.1 for Server から配信できるすべての種類の Web サービスをサポートできるわけではなく、サーバにカスタマイズされたアプリケーションを配置することもできないので、機能の範囲は制限されます。