トポロジ エッジの形状変更

[エッジの形状変更] ツールを使用してエッジを編集すると、エッジを共有するすべてのフィーチャが同時に更新されます。複数のエッジを形状変更するには、選択したエッジが接続パスを形成する必要があります。

たとえば、交差点を拡張するため、区画データを更新する必要があるとします。まず、[トポロジ編集] ツールまたは [トポロジ編集トレース] ツールを使用して、道路に隣接するすべての区画エッジ(マゼンタ色で示されている部分)を選択します。次に、[エッジの形状変更] ツールを使用し、新しい道路計画に合わせたポリゴンの形状をスケッチします。

複数のエッジを形状変更
接続パスを形成する複数のエッジを形状変更 - ここでは、道路拡張計画に基づいて区画境界を更新

トポロジ エッジを形状変更する際、ラインの接続性を維持することができます。ラインの接続性とは、エッジを形状変更したとき、そのエッジ上に端点を持つ別のエッジを直接形状変更しなくても、それらの接続が維持される機能です。たとえば、複数の道路が交差点で交わる道路レイヤがあり、工事中のため、道路の一部を更新して迂回路を示す必要があるとします。デフォルトでは、交差するすべての道路が拡大縮小され、経路変更した道路との接続が維持されます。ただし、工事中に道路を閉鎖する場合や、迂回路の影響を受けない場合は、道路を交差させる必要がありません。したがってこのオプションをオフにして、現在の位置が維持されるようにします。

ラインの接続性が有効な場合と無効な場合
左の画像は、形状変更する前の道路エッジを示しています。形状変更後の画像は、ラインの接続性を有効にした場合(道路の接続が維持される)と、無効にした場合(形状変更しない道路は元の位置のまま)の影響を示しています。

選択したエッジ上のどのフィーチャが形状変更の影響を受けるかを指定するには、[共有フィーチャ] ウィンドウを開き、変更しないフィーチャのチェックボックスをオフにします。選択したエッジに他のエッジが接続または交差している場合、それらのエッジ上のフィーチャは [共有フィーチャ] ウィドウにリスト表示されません。前述の迂回経路の例では、選択したエッジ上のライン(マゼンタ色で示されているライン)のみが [共有フィーチャ] ウィンドウに表示されます。ラインの接続性オプションを使用して、形状変更の際、交差する 2 本のエッジ上のフィーチャを移動するかどうかを指定します。

手順:
  1. 隣接エッジを形状変更するとき、接続されているフィーチャを伸縮して接続を維持しない場合は、このオプションをオフにします。
    1. [エディタ] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。
    2. [トポロジ] タブをクリックします。
    3. [形状を変更するときにラインの接続性を維持する] チェックボックスをオフにします。
    4. [OK] をクリックします。
  2. [トポロジ] ツールバーで [トポロジ編集] ツール トポロジ編集ツール をクリックします。
  3. エッジをクリックして選択します。接続パスを形成する複数のエッジを選択する場合は、[トポロジ編集] ツール トポロジ編集ツール を使用し、左マウス ボタンを押しながら各エッジを選択するか、[トポロジ編集トレース] ツール トポロジ編集トレース ツール を使ってドラッグします。
  4. [トポロジ] ツールバーの [エッジの形状変更] ツール エッジの形状変更ツール をクリックします。
  5. エッジの形状が意図したとおりに変更されるよう、マップをクリックしてラインを作成します。
  6. スケッチをエッジにスナップしたり、交差させたりして、形状変更の開始位置と終了位置を指定できます。エッジの形状を変更するには、スケッチが 2 回以上エッジに交差している(または接している)必要があります。
  7. スケッチ セグメントの形状を変更するには、[エディタ] ツールバーまたは [フィーチャの作図] ミニ ツールバーで作図法のタイプをクリックします。セグメントはさまざまな方法で作成できます。たとえば、直線を使用したり、カーブを使用したり、他のフィーチャの形状からトレースすることもできます。キーボード ショートカットを使用したり、右クリックでコマンドのメニューを表示することで、スケッチに頂点を配置することもできます。
  8. マップ上のどこかを右クリックし、[スケッチ終了] をクリックします。

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5/10/2014