エッジを移動して別の場所に再接続

デフォルトでは、エッジを移動すると隣接するすべてのエッジが伸縮され、接続状態が維持されます。他のエッジを伸縮せずに対象エッジを移動するには、エッジをデタッチして、別のエッジに接続し直します。トポロジ エレメント間の接続を一時的に分割することから、この操作は「分割移動」とも呼ばれます。

たとえば、土地被覆を表すポリゴンを編集しており、2 つのポリゴン(ポリゴン A とポリゴン B)間のエッジを更新して移動する必要があるとします。データセットは連続的な構造を形成するので、このエッジには多数のポリゴンが接続されています。ただし、周囲のポリゴンは元の位置のままにする必要があります。

更新する土地被覆ポリゴン

エッジ自体ではなく、エッジをその端点から移動する場合、いったんデタッチして、新しい場所の端点に再接続します。この場合、他のフィーチャは移動しません。ポリゴン A とポリゴン B のみが更新されます。

エッジを切断して再接続
手順:
  1. 移動する際、エッジ全体の形状を維持したい場合は、トポロジ エレメントを伸縮するオプションを有効にします。このオプションが有効でないと、エッジ部分のみが移動します。
    1. [エディタ] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。
    2. [トポロジ] タブをクリックします。
    3. [トポロジ エレメントを移動するときに、形状を維持するようにトポロジのサイズを変更する] チェックボックスをオンにします。
    4. [OK] をクリックします。
  2. [トポロジ] ツールバーで [トポロジ編集] ツール トポロジ編集ツール をクリックします。
  3. 隣接エッジから切り離す端点にポインタを置きます。ポインタの形状が再接続ポインタ 再接続ポインタ に変わります。
  4. エッジを新しい場所までドラッグし、その端点を別のノードまたはエッジにスナップさせます。端点をスナップしない場合は、移動操作がキャンセルされます。

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5/10/2014