キャッシュの格納形式の変換ユーティリティ

キャッシュの格納形式の変換ユーティリティを使用すると、マップ キャッシュの格納形式をコマンド ラインから変更できます。元のキャッシュがエクスプロード形式で格納されている場合は、コンパクト形式に変換されます。元のキャッシュがコンパクト形式で格納されている場合は、エクスプロード形式に変換されます。

キャッシュの格納形式の詳細については、「使用可能なマップ キャッシュ プロパティ」をご参照ください。

パラメータ

パラメータ

詳細

-u

ユーティリティを実行する ArcGIS Server ユーザの名前。ユーザには、操作を実行するための適切なレベルの権限が必要です。

-p

-u パラメータで指定したユーザのパスワード。

-s

サイトの URL。次のいずれかの形式で指定します。

  • http://gisserver.domain.com:6080
  • http://webadaptor.domain.com/arcgis

-n

キャッシュ形式を変換するサービスの名前。<サービス名>:<サービスの種類> の構文で指定します。

-i

ジョブで使用する ArcGIS Server の CachingTools サービスのインスタンスの数。「キャッシュを作成するためのサーバ リソースの割り当て」をご参照ください。

-t

ユーティリティの実行時に、サーバにトークンを渡します。このパラメータを省略した場合は、HTTP 認証が使用されます。

-h

ユーティリティのヘルプを出力します。

次の例は、SanDiego という名前のマップ サービスの格納形式を変換します。

<ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/python <ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/admin/convertcachestorageformat.py -u admin -p admin -s http://gisserver.domain.com:6080 -n SanDiego:MapServer -i 2 -t
6/13/2014