ArcSDE ログ ファイル テーブルとは

エンタープライズ ジオデータベースは、ログ ファイル テーブルを使用して、選択されたレコードのリストを管理します。特定サイズのレコードが選択されたか、バージョン対応のデータベースでリコンサイルまたはポストが実行されたか、またはクライアント アプリケーションでディスコネクト編集のチェックアウトが実行されたとき、後でアプリケーションが使用できるようにレコードをログ ファイル テーブルに書き込みます。ログ ファイル テーブルには選択されたフィーチャの ObjectID が格納されるため、それらを再表示することが可能です。これにより、情報の解析や処理がより高速になります。

ArcGIS でログ ファイル テーブルが使用されるのは、デフォルトでは、選択セットのレコードの数が 100 以上の場合です。この 100 個の選択フィーチャという閾値は、レジストリに設定されます。この閾値を変更できますが、変更は推奨されません。パフォーマンス上の理由から閾値を変更する必要はなく、変更することでかえってパフォーマンスを低下させることもあります。

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5/10/2014