ジオプロセシングのモデル/スクリプト ツール ギャラリーは、初心者にもエキスパートにも役立つリソースです。ジオプロセシング ワークフローおよびツールをこのギャラリーに投稿すると、数千名のユーザが日常的なワークフローを解決するときに役立ちます。エントリをダウンロードした多数の皆様から、数時間から数日単位で時間を節約できたという事例を伺っています。
ギャラリーへの投稿を検討している場合、以下のガイドラインをお読みください。このガイドラインに従うことで、投稿したエントリが検索、ダウンロード、および使用される確率が大幅に向上します。
投稿を作成するときに役立つ参考チェックリストがあります。
モデル/スクリプト ツール ギャラリーにエントリを追加するには、ギャラリーを開き、[エントリの追加] をクリックします。主に以下の項目の提供が求められます。
- バージョン
- 説明
- タグ
- zip ファイル
以下に関するガイドラインが提示されます。
- zip ファイルの構造とコンテンツ
- 適切なバージョンの選択
- 説明の内容
- 投稿のタイトル
- ツールボックスの名前
- 投稿に使用するタグ
zip ファイルの構造とコンテンツ
ルート フォルダ
ルート フォルダには、ツールボックスと、ツールが使用するすべてのサポート リソース(スクリプト、データ、マップ ドキュメントなど)を含めます。すべてのリソースは、以下のようにルート フォルダかそのサブフォルダに配置します。
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サブフォルダのコンテンツを以下に示します。詳細については、Desktop のヘルプ トピック「ツール共有のための構造」を参照してください。
- ToolData: ツールに使用するすべてのデータ(フィーチャクラスなど)が含まれます。通常、ファイル ジオデータベース、ラスタ、およびレイヤ ファイル(.lyr)が含まれます。
- Scripts: 投稿するスクリプト ツールのスクリプト(.py ファイルなど)が含まれます。ArcGIS 10.0 では、ツールを使用してスクリプト コードを埋め込むことができるため、このサブフォルダが不要なこともあります。
- Scratch: このサブフォルダは、モデルでの中間データの書き出し、スクリプトでのテンポラリ データの書き出しに使用できます。通常、このフォルダには、scratch という名前のファイル ジオデータベースが格納されます。また、このフォルダは必須ではありません。
- Doc: ツールをダウンロードしたユーザがツールについて理解できるドキュメントを含めます(.pdf、.docx、.chm、.pptx ファイルなど)。また、モデル図に使用する画像も含めます。
zip ファイルを作成するときは、以下の図のように、ルート フォルダの個々のコンテンツではなく、ルート フォルダを追加します。
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相対パスの設定
投稿にデータが含まれる場合、Desktop のヘルプ トピック「パスの説明(絶対パス、相対パス、UNC、URL)」の説明に従って、マップ ドキュメントとツールに相対パスを設定する必要があります。
zip ファイルのテスト
zip ファイルをギャラリーにアップロードする前に、同僚にそのファイルを渡して、同僚の環境でファイルの解凍、およびツールのレビューとテストを依頼してください。
適切なバージョンの選択
10.0 Resource Center からツールを投稿する場合、バージョン 10.0 のチェックボックスをオンにします。9.3 または 9.3.1 でツールを作成した場合、9.3 の横のチェックボックスをオンにします。9.3 で作成したツールは理論的には 10.0 でも動作するため、9.3 ツールボックスを投稿する場合は 9.3 と 10.0 の両方のチェックボックスをオンにできます。ただし、チェックボックスは 1 つだけオンにすることをお勧めします。
バージョン 10.0 でツールを作成した場合、10.0 チェックボックスをオンにし、9.3 チェックボックスはオフにします。バージョン 9.3 はバージョン 10.0 ツールボックスで開くことができないため、この注意事項は特に重要です。9.3 ユーザが 10.0 ツールボックスをダウンロードしても、開くことができません。
説明
ツールに特定のライセンス(製品または拡張機能)またはサードパーティ ソフトウェアが必要な場合、ギャラリーにアクセスしたユーザがエントリをダウンロードするかどうかを判断できるように、その点を説明してください。ユーザがエントリをダウンロードした後に、ライセンスの問題で使用できないことがわかる状況は避ける必要があります。
投稿のカテゴリに基づくタイトルとタグ
ギャラリーにアクセスするユーザがダウンロードする内容を理解できるように、投稿の内容がわかるタイトルと適切なタグを指定します。数年にわたる蓄積から、投稿には 3 つの基本カテゴリがあります。Case Study(ケース スタディ)、Generic Tools(汎用ツール)、およびService Examples(サービス サンプル)です。タイトルとタグに投稿のカテゴリを含めると、わずか数語で投稿に関する多くの情報を追加できます。
Case Study(ケース スタディ)
ケース スタディでは、ワークフローを具体的に示すためにデータを使用します。ケース スタディ投稿には、モデルとスクリプトに使用されるデータ(フィーチャクラスやラスタなど)が含まれます。通常、データを表示するためにマップ ドキュメントが含まれます。汎用ツール(後述)とは異なり、この投稿をダウンロードする場合、ユーザはそのモデルとスクリプトについて学習することが予想されます。また、付属するデータを使用して何度か実行し、モデルを変更して、ユーザ独自のデータで置き換えると考えられます。ケース スタディは最も一般的な種類の投稿です。
この種類の投稿に見られるモデル/スクリプト ツールには、一般的に、データ変数のデフォルト値があります。たとえば、以下のモデルでは、すべての入力データ パラメータに値があり、モデルをすぐに実行できます。モデルを実行するには、すべてのデータを投稿に含める必要があります。そうしないと、モデルを検証または実行できません。

Generic Tools(汎用ツール)
汎用ツール投稿では、ダイアログを開くと Esri システム ツールと同様の表示になります。つまり、入力および出力データ パラメータは空で、ツールを実行するにはユーザがパラメータのすべての値を入力する必要があります。ケース スタディ ツールとは異なり、この投稿をダウンロードした場合、ユーザは元のモデルまたはスクリプトを変更することなくツールを使用できることが予想されます。以下のモデルは、ユーザがデータ パラメータのすべての値を指定するため、汎用ツールです。汎用ツールの作成の詳細については、Desktop のヘルプ トピック「ModelBuilder を使用したツール作成の概要」を参照してください。

Service Example(サービス サンプル)
この種類の投稿には、ArcGIS Server ジオプロセシング サービスとして公開できるツールが含まれます。この投稿は、データとマップ ドキュメントを含むケース スタディと多くの点で似ています。違いは、モデルとスクリプトがジオプロセシング サービスの要件に従って、特定の入力および出力データ タイプのみを使用し、ArcGIS Server が提供するテンポラリ ワークスペースにデータを書き込む点です。ケース スタディと同様に、ユーザはモデルとスクリプトについて学習し、ユーザ独自のデータで置き換えてから ArcGIS Server に公開します。たとえば、Desktop のヘルプ「ジオプロセシング サービスのサンプルの概要」を参照してください。
投稿のカテゴリに基づくツールボックスとエントリの名前の指定
モデルとスクリプト ツール ギャラリーのユーザをサポートするために、投稿のカテゴリを使用してエントリにラベルを付けます(「Biodiversity tools - Case Study(生物多様性ツール - ケース スタディ)」など)。また、以下のように同様の方法でツールボックスにラベルを付けます。
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ツールボックスのエイリアスの指定
ツールボックスのエイリアスは、ツールボックスとその中のツールを一意に識別するために使用されます。また、Python ウィンドウまたはスクリプトでツールを実行するときに使用されます。エイリアスの詳細については、Desktop のヘルプ トピック「ツールボックスの名前の変更:名前、ラベル、エイリアス」を参照してください。
投稿のカテゴリによるエントリのタグ指定
モデル/スクリプト ツール ギャラリーにエントリを追加する場合、エントリに 1 つまたは複数のタグを追加できます。以下のタグのいずれかをエントリに含めます。
- ケース スタディ
- 汎用ツール
- サービス サンプル
投稿に複数のカテゴリが含まれる場合
汎用ツールとケース スタディの両方を含む投稿を作成することは、あまりありません。つまり、何らかの実テスト データ(おそらくモデル)を使用して汎用ツールの使用方法を示す方法です。この場合、1 つの投稿を作成し、タイトルに汎用ツールを使用することをお勧めします。この方法であれば、ギャラリーにアクセスするユーザは、独自のデータを使用できる汎用ツールであることがわかります。また、ケース スタディも含めていることを説明に記載する方法もあります。可能であれば、投稿に 2 つのツールボックスを作り、1 つには汎用ツールを含め、もう 1 つにはケース スタディを含めて、各ツールボックスに適切なラベルを付けます。タグには、両方の投稿のカテゴリを含めることができます。