データを 3 次元で表示すると、新たな視点でデータをとらえることができます。3 次元表示すると、同じデータを使用した平面位置図では分かりにくいいことも瞬時に理解できます。たとえば、谷の存在を等高線の構成からイメージしなくとも、実際に谷の形状を見ながら、谷底と尾根間の高さの違いを認識できます。
ArcGIS 10.1 3D Analyst には、データを表示するための 2 つの環境が提供されています。ArcGlobe では、大きな 3D GIS データをグローバル ビューに表示でき、ArcScene では、局所レベルのデータをローカル座標系で表示できます。各 3D 表示環境間の違いの詳細については、ここをクリックしてください。
複数のレイヤから成る 3D 環境を作成して、各レイヤのシンボル表示方法、3D 空間での位置づけ、およびレンダリング方法を調整することもできます。また、照度や高さ強調など、3D ビューのグローブ プロパティも調整できます。フィーチャを選択するには、その属性を使用するか、他のフィーチャとの相対的な位置を使用するか、またはシーン/グローブ内でフィーチャを個別にクリックします。3D ビュー内は対話的にナビゲートしたり、ビューアに対して観測点と目標点の座標を指定したりできます。